2016/01/19

MY BEST FILMS OF 2015


年末恒例の、映画ベスト発表です!
今年鑑賞した作品は全部で186本、うち今年の新作は82本、劇場鑑賞44数は本です。
いずれも初見のみで、2回目以降はカウントしてないので全体的にはもう少し増えるかな…?って感じです。今年も200本届かなかったのが残念。

それでは前置きはこのあたりにしておいて、発表です!



2015/10/19

SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA


東京都美術館で行われていたショートショートフィルムフェスティバルに行ってきました。
私は"Hollywood Star Short Film Program"ってことで、スターが出てるやつを観に行きました。
ネット探してみたらいくつか動画があったので、感想とともに載せておきます。

1. New { fake } Trailer


New {fake} Trailer from David Walton Smith on Vimeo.

一瞬で終わってびっくりした笑
スローモーションで歩く男というわりにそこまでスローモーションに見えないし、ビル・マーレイを贅沢に使っているなあという感想しかないw


2.The Ventriloquist




ちょっとホラーな感じ漂う作品。
人と会話するとき腹話術人形に頼っていた主人公が、意中の女性にフられたことをキッカケに頼るのをやめ人と向き合うことにした…ってことだと思うんだけど、なんかケビン・スペイシーが若い女の子に入れ込んでるちょいキモいオジサンにしか見えなくて「あ、はい…」って感じ…


3. The Visible Hand


"La mano visible" aka The Visible Hand | Sundance Short Film Challenge from Sundance Institute on Vimeo.

勝手にガエル・ガルシア・ベルナル「主演」だと思ってたから、最後らへんまでいつ出てくるんだろう…?って探してた笑
「監督」でした。コレはまぁなかなか短い時間ながらも引き込まれて、この髪を切られてる女性は凄く神経質そうだけどどうしたんだろう?とか、結局髪の毛切られちゃう息子は普段からこんな感じなんだろうなあって色々登場人物の背景を想像する楽しみがあった。美容師の女の子めっちゃいい子だし可愛い。

4.Nice To Meet You



逃げてるジェイミー・ドーナンから始まってちょっと引き込まれたんだけど、最後に何かtwistがあるのかと思ったらなんの捻りもないオチで、そっちの意味でびっくりした。笑
イギリスの街並みや家を見て、留学時代を思い出してw、若干意識がそっちにいってたりもした。
正直何が言いたかったのかわからんなーって感じ…


5.Ticky Tacky



これが一番面白かった!というかちゃんとまとまっていた笑
いちいち動きがオーバーなオスカー・アイザックが可愛いし、その手下(?)の子供も可愛い。
お話自体はありがちなネタだしオチも別に目新しさはないんだけど、画として見てて楽しいので最後まで面白く観れる。…なのにコレ、ネットにあがってない…!!なんで!!何回か見たかったのに!
というわけでとりあえず予告編をあげておきますね。

6. Emily



コレも予告編しかなさそう。コレは~~まあ普通でした。上映後に司会の人が「この作品は監督(だったはず)がフェリシティのために書いた作品で、脚本を読んだフェリシティが気に入って作った」って感じの事を言ってたんだけどなぜ気に入ったのか分からないくらい別になんでもない作品だった…
もしくは私が本質を見抜けていないのか…わからん…でもカフェでおじさんを口説いてるあたりの二人の会話はちょっと楽しかった。


以上こんな感じです!ショートフィルムをいっきに見るっていうのが初めてだったのでなかなか面白かったです。でもやっぱり短い時間で面白く、まとまりのあるものを作るのってやっぱ難しいのかな~って感じ。っていうか単純にやっぱり自分は長編映画の方が好きなのかなあ。


でもまた何か機会があればこういうの見てみたいなと思いました!長編映画は観るのによし見るぞ~!って感じがいるけど(90~120分かかるし)、ショートフィルムはサクッと見れるのでこれはこれで良いですね。

2015/10/04

ハッピーボイス・キラー

The Voices
2014, アメリカ・ドイツ
監督 マルジャン・サトラピ
あらすじ: バスタブ工場の配送部に勤めるジェリーは、経理部のフィオナに恋心を抱いていた。会社のイベントを通じて親しくなった二人だが、ある夜、事故によって彼女を殺してしまう。証拠隠滅の為彼女の死体を家に持ち帰ったジェリーは、彼女の首を冷蔵庫に住まわせることにする――

あらすじが難しいなあ!これにプラスして、ジェリーには秘密があって、飼っている犬と猫とおしゃべりすることが出来るのです。笑

飼っている犬や猫が喋るし、殺してしまった女性(首だけ)を冷蔵庫に住まわせ会話する…ってだけで変な話なんだけど、主人公のジェリーにとってはそちらのほうが"現実"なので、こちらとしてもそんなにひっかからないし、ユーモラスにすら見える。
でも、コメディ色が強いかというとそうでもないんだよね。常に不穏な感じ。

よく漫画なんかで、脳内の善の自分と悪の自分が出てきたりするけど、この映画では犬のボスコが善の自分、猫のMr.ウィスカーズが悪の自分、ってな感じで面白かった。彼らは自分自身でもあり、同時に客観的に自分を見つめる存在でもある。

首だけになったフィオナの言う、「友達を連れてきて!」ってセリフは、ジェリーの心の叫び(独りは寂しい、友達が欲しい)でもあるのかなと考えると、悲しくなる。劇中ではボスコとウィスカーズと一緒にテレビを見たり、彼らにフィオナと踊ったんだ!って一日の報告をしたり…そういうのを、本当は母親であったり、友人としたかったんだろうな、って思ったら、もう現実なんて見なくていいよ!って思っちゃう。

本当に、ジェリーにとっては現実の方が悪夢なんだ。独りぼっちで居る事は耐え難く、そんな生活に現れたフィオナは天使のように輝く存在だったに違いない。リサと朝まで一緒に居て、普通の恋人同士みたいになってたシーンを見て、もうこのままジェリーに幸せになって欲しい…と思ってしまった…フィオナには申し訳ないけど。
それぐらい、ジェリーに肩入れしちゃってた。
彼は「独りじゃない」ってずっと知りたかっただけなんだよなあ…

…とここまでだいぶ彼に感情移入してる感じなんだけど、よくよく考えるとフィオナに対してごめんね、ごめんねって言いながらお腹ぶっ刺しまくってるのとか最高にクレイジーだし、リサもアリソンもめちゃくちゃ可哀相なので正直同情の余地はないんだよね!笑


ライアン・レイノルズは、ジェリーそのもので、目の奥が笑ってない感じとか、純粋そうだけど奥にどす黒いものがある感じとかが完璧で、( この映画においてはいい意味で )気持ち悪かった笑
それに、最近見た「チェンジ・アップ」という映画では(映画自体は数年前の作品)全然真逆な感じのキャラクターを演じていて、それも上手くて、なんだかライアン・レイノルズの事を見直してしまったよ!ボスコとMr.ウィスカーズのセリフも、各々訛りがあるから、別々の人が声をあててたのかと思ってたら、どっちもライアン・レイノルズがあててたって知ってびっくりした。本当、すごい!

死体解体シーンに関しては、直接的な描写はないけれど音が生々しいのと、どんどん積み上げられていく不気味なタッパーだけでも充分怖かったな。

いわゆる"我々にとっての現実"に戻った瞬間がめちゃくちゃホラーだった。確か二度ほどあるんだけど、中盤、とある訪問者によりジェリーの行動を第三者的に見ることになったときが特に恐ろしかった。猫が。無言なのにめちゃくちゃ怖い。笑


そしてエンディング、最高でした。もうああいうの出されるとズルいなーと思う。
ネタバレしたくないのでググっちゃダメだよ!(あと出来れば予告編も観ないでほしい…!)

涙を流す彼の悲しみも、素敵な朝を迎えたときの喜びも、辛い現実から目を背けたい気持ちも、全部わかるから、ラストがとても切ない。皆誰かに愛されたいだけ。でも、終わりよければ全てよし。ジェリーがハッピーなら私もハッピー!Sing a happy song!

2015/09/18

ラブストーリーズ コナーの涙 / エリナーの愛情

The disappearance of Eleanor Rigby
2013(2015), アメリカ
監督 ネッド・ベンソン


1つのお話を2人の視点から別々の映画として作る…っていうアイディアをちゃんと活かして作られてて感心してしまった。同じシーンでも視点によって微妙にセリフや行動が違っていて、別の印象を受ける。これを私たちは普段無意識のうちにしているから、気持ちにすれ違いが生まれたりするんだろうなあ。お互いに同じ瞬間を共有していても、感じ方が違うのだから、まったく同じものを見るなんてことは不可能なんだ。

これって別に恋愛だけにすぎなくって、映画でもなんでもそうだよなと思った。
だからこの作品を見て記憶に強く残ってるシーンも、何を感じたかも人によって全く違う。
当たり前のことなのに、なんかすごく面白いね。

オススメしていた人が多かったということもあり、Him(コナーの涙)→Her(エリナーの愛情)の順で鑑賞。言われている通りこれはどちらを先に見るかで評価が変わりそう。

どちらか1本でも完結するのかもしれないけれど、私はやっぱり2本見てこそ、だと思いました。コナーとエリナーでまったく毛色の違う映画なので、同じ話を2回観た、っていう感じではないから、立て続けに見ても全然苦じゃない。


Himではエリナーはどちらかというと"何を考えているか分からない女"感が強い。タイトル通り突然コナーとの生活から"失踪"してしまった。理由の分からないコナーはひたすらに彼女を取り戻そうともがくんだけれど、彼女は「時間はあげたはず」というばかりで、コナーの元へは戻ろうとしない。

私の友人が、コナーだけ観たときは「自己中心的な女としか思えなかった。」と言っていて。確かにそれも分かるんだけど、私はそうは思えなくて。というかエリナーが自分と一緒の考え方のような気がしていた。

全く彼女たちと同じ状況ではないけれど、恋人との関係において、現状のままではいられない、何か決断をしなければいけないと悩んでいる自分にとって、エリナーの悩みは他人事に思えなかった。

だから、Herで彼女の心を知りたくてたまらなかったし、そして少し怖くもあった。
Himで自分と重ねて見ていたけれど、もし全く違ったら?期待外れな作品だったら??
私は人生のヒントを映画に求めすぎてるのは分かってるんだけど、それでも彼女の決断が何か私の問題をも解決してくれるような気がして。縋りたくなった。



Herで描かれるエリナーは、もちろん100%私の考えた通り、ではないけれど、少なくとも私を落胆させるような女性ではなくって、安心した。

Herは少し衝撃的な場面から始まる。けれどあの行動によって、彼女はそれまでの自分を殺して、新しく生まれ変わったのだとおもう。完全にではないし、心の傷を少しの間だけ封じこめているだけかもしれないけれど、それでも確実に彼女に変化は起こり、前に進めた。

コナーの事は愛しているし、出来る事ならば2人でやり直したい。でも、今は出来そうにない。一日中ベッドに横になって、こんな気持ちのまま毎日を亡霊みたいに過ごすのには耐えられない。何かを変えなければ。人生を取り戻さなくちゃ。

そんな風に彼女が思ったのかは分からないけれど。

エリナーがコナーの元を離れた理由は、Herでの妹との会話の中で明かされる。でもたぶん勿論あれだけが理由じゃないのであろうことはエリナーが一番よく分かってるんだろうなあ。コナーのあの行動はあくまでキッカケにすぎない。些細だけれど、彼女には耐え難かった。一緒に居るけれど、同じ感情を共有はしていないもどかしさ。一番近くに居るのに、誰よりも遠い存在のように感じる辛さ。それが彼女を深く傷つけた。

同じシーンにおいて、エリナーが妹に「心を読んでくれない?」って問いかけるんだけど、私的にはその一言にすべてが詰まっているような気がした。その一言は私の気持ちそのものでもあった。

自分の思っていることをすべて理解して貰えたらいいのに。
ぐちゃぐちゃで整理も出来ていない心は、そのまま覗いて貰えれば伝わるのに。

一人で悲しみと戦っていた(ように感じていただけで、もちろんコナーも同じく戦っていたんだとは思う)彼女が出会う、フリードマン教授が凄く良かった…
彼女にとっての一番の支えになったのは教授の存在だと思う。
毎回きっと会話していた時間はすごく長くはなくて、でもその短い時間の中でお互いの気持ちを十分に共有し会えてる感じ。そういう関係って理想だよなあ。

もちろん気持ちなんて言葉にしなければ伝わらないことはわかっているんだけどさ。言語化できないモヤモヤを、どう伝えたらいいのか、ってときに、同じような価値観や空気を持っている人の存在ってすごく大きいと思う。



車内でコナーが浮気を告白するシーンは、どっちが本当なんだろう?
見てから時間が経ってしまったのでちょっと間違ってるかも知れないけれど、Himでは余裕があるように見えたエリナー、Herだと普通にショックを受けていなかったっけ。
ここらへんとかも含め、また何度か見返して違いを確かめたいし、誰かと語り合いたいなあ。
正直私は仮に自分が言ったことだとしても本当に浮気されたらショックだなあ笑

どちらも2人が恋人同士の頃の、全てがキラキラと輝いているようなシーンが回想として入ってくるんだけど、現在との違いが切ない。でもブルー・バレンタインほど心に深手を負うわけじゃないからよかったかな笑

エリナーの名前がビートルズの曲名と同じなので何か意味があるのかな?と見る前から思っていたんだけれど、そしてそれがHerで明かされるんだけど…あんまり関係なくって拍子抜けした。
いや考察とかしようと思えばできるのかもしれないけど。でもあの曲の歌詞って切なすぎるからこの映画と重ねたくないな…重ねてしまうと余計辛いような。


残念ながらレンタルも劇場公開もHer&Himのみで、その2本を一本にまとめたThemを日本語字幕付きで見るには現状ソフトを買うしかない。

Them見たいし、エリナー編好きだから、ちょっと欲しいなあ。
でもお金がないからしばらく先のことになりそうだ。

というわけで好みで行くと エリナーの愛情>コナーの涙 って感じでした。

でも正直エリナーの涙、コナーの愛情の方がしっくりくる気がするなあ。Himでのコナーってすごく愛に溢れているように見えたよ。

2015/08/11

Following your heart

ブログを更新したいなーと思いつつも何のネタも思い浮かばなくって困ったのでとりあえず最近聴いている曲を載せようかなと思います。最近はSoundCloudに頼りまくりで、通勤時とかほぼ使ってるから毎月通信速度制限?がかかるかかからないかでドキドキしてる。
家に居るときはWi-fiを使ってるんだけど、それがなかったら月のわりと最初の方で制限かかってそう。














FrankieのProblems Problemsは本当にガツン!と来た曲で、最初は声の可愛らしさとか(サビのあたりちょっとBritney Spearsっぽいかなと思った。彼女も声可愛いよね)曲のポップさにやられたんだけど、歌詞を見たらなんとも切なく、そしてより一層なんて可愛い曲なんだ…!という思いが強まった。

"I just wanna know what it's like / Looking at the world through your bright eyes / Tell me how it is from inside / Like your mind is my mind"

のとことか素敵だなあと思って。こういうロマンチックな表現って日本語で聴くよりなんか英語の方がグッとくるのはなんでなんでしょうね?日本語だとなんかちょっと臭いように感じるセリフも英語だと聞けちゃうのはやっぱ母国語かそうじゃないかの違いなのかな。もしくは日本人より英語圏の人の方がこういうことを言いそうっていう思い込みのせいかも。

"Baby baby, you've been so silent to me lately, lately / It's like you disappeared"

ここは最近の私の状況と相俟って胸が締め付けられる感じ。



自分のその時の気分に合わせたプレイリストを作って、それをその期間中はひたすら聴きまくるってのが多いです。だからなのか、曲の消費サイクルが早くって我ながら少しイヤになったりもする。短期間に聴きこみすぎて飽きる、って感じ。でも少し時間がたつとまた楽しく聴けるんだけどね。

昔みたいにアルバムを買ったらひたすらそれを聴きこむ、みたいなことが出来なくなってきた。曲単位で楽しむことが多くなったから、アルバム買っても順番通りに聴くのってほんとに最初の最初だけで、ちょっとたつとすぐにシャッフルしてしまう。もちろん曲順もかなり考え抜かれていて流れが出来ているのは理解しているんだけど、自分の音楽の聴き方としてそれがどうにも耐えられなくなってきてしまっていて。

SoundCloudにあがっているのはremixが多いので、原曲よりもremixの方に馴染んでしまうってのもちょっと問題かも。

EDM!!なアレンジとかされていると、音の心地よさがハンパなくって、本当に脳内麻薬ドバドバな感じで、高揚感に浸ったり、むしろ不思議と心が落ち着いたりする。一定のリズムが強調されていたり、スーッと抜けていく音の心地良さとか、サビで爆発的に盛り上がる様に出来てたり、耳と脳が心地いいことだけを目的としてる感じが良い。


2015/07/21

バッド・マイロ!

Bad Milo!
2013, アメリカ
監督 ジェイコブ・ヴォーン
想像していたより、バイオレンス少な目でちょっと残念。もっとマイロが殺しまくって阿鼻叫喚みたいな感じなのかと思っていたら、割と主軸としては主人公と父親の関係性だったり、家族についてみたいな話だったのでびっくりしたというか。

正直私はこういう映画にはそこは求めていないのでなんとも気持ちの収まりが悪かった。

こういう時に具体的にこう、と提案を出せずに言うのはズルいんだけど、でももう少しアイディアを広げられたらもっと面白くなりそうな感じではあったかなあ。

マイロも凶暴なんだけどどこか愛くるしさもある(ハッキリ言葉とか喋らずに動物みたいな声だったからそこかな)キャラクターだったので、なんか惜しい!と思わずにいられなかった。ギャグもそんなに多くないしそのギャグ自体も笑えるわけでもないので全体的には中途半端な印象でした。

マイロは自分のストレスの元凶を勝手に殺しまわってくれるんだけど、そこは羨ましい…と思ってしまった笑 自分でも気づかないうちにストレスになってた相手とかもやっつけてくれるので、自分の精神衛生上では凄く良い存在だなあと。


2015/07/18

嗤う分身

The double
2013, イギリス
監督 リチャード・アイオアディ
前売りを買って公開を楽しみにしていた作品なんですが、留学の関係で見に行けず、今回レンタル開始を首を長くして待っていた…のですが。リチャード・アイオアディ監督の「サブマリン」がもうものすごくつまらなくて(というか私には合わなくて)楽しめない可能性もあるな…と恐れてもいたんですが、それが現実になってしまった…。

全体的に暗く不穏な雰囲気の漂う感じは割と好きだし良かったんですけど、あまりにも不条理すぎて苛々してしまい、全体的に「楽しむ」という方向までは気分が持ってい行けなかったとでもいいましょうか…。もちろん苛々させるのも目的だと思うし、あの不条理感が良いんだ!というのも分かるんですけど、とりあえず私はこういうの合わないんだなという発見にはなりました笑

ラストの展開とかは割と好きで引き込まれたんですけど、結局最終的にはまたう~ん…と唸ってしまう、最後までツボにはまりそうでハマらないヤキモキする展開でした。

あと前に誰かが「世にも奇妙な物語」っぽいって言ってたんですけど、ほんとそんな感じだなと。主人公が影が薄すぎるってことでしたが、以前そういうお話世にも~でもありましたよね。ただ世にも~は一応一つの話が短いので耐えられたけど、映画1本丸々やられるとダメなんだなー。